痴呆(認知症)の原因
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最近、注目を浴びているのが、痴呆(認知症)(ちほう[にんちしょう])です。
痴呆(認知症)は大きく、アルツハイマー型痴呆(認知症)と脳血管性痴呆(認知症)にわかれ、そのほかにその混合型、そのほかのタイプが続きます。
痴呆(認知症)の原因は、アルツハイマー型痴呆(認知症)では不明です。
一方、脳血管性痴呆(認知症)では、動脈硬化や高血圧に基づく脳梗塞(のうこうそく)の多発が重要な原因のひとつと考えられています。
アルツハイマー型痴呆(認知症)の患者さんの脳は、大脳全体が委縮していると言う特徴があります。
それに対し、脳血管性痴呆(認知症)の患者さんの脳をみると、ほとんどの例で脳に「梗塞巣」という小さな傷があることがわかります。
ただし、傷の数が多いからそれだけ症状が重いか、というと、単純にそうでもないようです。
数だけでなく、その傷が脳のどこにあるかが実際に問題となります。
脳にはさまざまな役割分担があり、知能と関係した脳の部位あるいは神経経路に梗塞や出血がおこると、傷そのものは小さくても、痴呆(認知症)の症状が出ることがあります。
そのほか、染色体の異常が痴呆(認知症)と何らかの関係があるのではとも考えられています。
それは、ダウン症の人が成人に達したときの脳の状態が、アルツハイマー型痴呆(認知症)の場合と非常によく似ているからです。
また、一般身体疾患(例:HIV感染、頭部外傷、パーキンソン病、ハンチントン病、ピック病、クロイツフェルト・ヤコブ病、正常圧水頭症、甲状腺機能低下症、脳腫瘍、ビタミンB12欠乏症)の直接的な結果として痴呆(認知症)が現れることもあります。
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